最後のロシア皇帝ニコライ二世の日記 (講談社学術文庫) (2009/10/13) 保田 孝一 商品詳細を見る |
【一言感想】
我ながら「帝国の落日」ものにはよく惹かれます(笑)。今回はロシア。ロマノフ王朝です。
正直今までほとんどまともにさらったことのない部分の歴史だったのですが、日本との関わりとか詳しく触れていて面白かったです。文章も読みやすくてよかった。説明も丁寧で初心者むけとも言えるかも。(革命に絡む部分は複雑で色々判りませんがそっとスルー。笑)
章の内容によって日記の中身が前後しますが、色々な角度から見直しているのも面白い。
けど「しっかりしろよ!!ニコライ二世!!」と思わず言いたくなりました(苦笑)。遊びすぎだよ、皇帝・・・。
それにしても出てくる人物の名前が似てるのがつらかった・・・。世界史はこれだから覚えられないんだよな・・・(苦笑)。