皇帝銃殺: ハプスブルクの悲劇 メキシコ皇帝マクシミリアン一世伝 (河出文庫) (2014/01/08) 菊池 良生 商品詳細を見る |
【一言感想】
フランツ・ヨーゼフの弟、マクシミリアンの一代記です。
ハプスブルク系読み物でざっくりとは知っていましたが、一冊まるごとだったので読み応えありました。
本文には時々小説的というか文学的な盛り上げ表現をしてるところがあって作者の思い入れが感じられますが、文章自体は読みやすいのでOKです。
それにしてもこのあたりの激動の時代の根っからの王族というのは、本当に外交下手が多いんだなと泣けてきます。この坊ちゃんどもめ!!(苦笑)