瞬間風速的読書雑記帖

読んだ本の一言感想メモです。メインはコミック。ナチュラルにネタバレありなのでご注意ください。

彩雲国物語 暗き黄昏の宮

彩雲国物語  暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)
(2009/12/01)
雪乃 紗衣

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【一言感想】

国はどんどんばたばたになってますが、ともあれ秀麗が自分を取り戻してくれてよかったな~と思います。天に漂うより地を歩く人であってほしいです。

しかし劉輝はどんどん追いつめられててちょっと可哀想。正直な話もともと放置王子で登極自体がぐだぐだだったのにたった数年でそんな理想の王の姿をあちこちから求められても困るよな、という感じ。それにそもそも官僚制って皇帝が役立たず(苦笑)でもやっていけるための制度なのでは・・・。成長はしてるんだろうからもうちょっと長い目でみてやってほしいんですけどね~。まあ物語だからしょうがないけど。

現実世界のぐだぐだな王家の内情を見ていると、彩雲国はすごいストイックな世界だよなと思います。みんな生真面目に生きすぎだ!(笑)