瞬間風速的読書雑記帖

読んだ本の一言感想メモです。メインはコミック。ナチュラルにネタバレありなのでご注意ください。

悪役令嬢の中の人 1~3

 

原作を読んだことはなかったのですが、アンリミに1巻が入ってたので読んでみました。

悪役令嬢に転生した現代の大学生・エミが破滅の運命を変えようと周りの人々との関係を改善していくという一見ありがちなストーリーですが、他と違うのは悪役令嬢の元の人格(魂?)は体の中に残っていて、エミと共に成長していくところでです。

エミの素直で優しい心に癒されていくレミリア(元の令嬢)ですが・・・とこれ以上は本を読んでのお楽しみ(笑)。

一言言っておくと絵にかなり毒があります。特にゲームヒロインの醜悪な表情はイラつきを越えて気持ち悪いレベルです(苦笑)。少女漫画でよくここまで描いたなと感心します。

基本の絵はきれいで丁寧だし、可愛いところはちゃんと可愛いのですが、悪意系の表情は某F先生を彷彿させます。

強い悪役令嬢でざまあ爽快(笑)なものを読みたい人にはいい物語だと思います。