瞬間風速的読書雑記帖

読んだ本の一言感想メモです。メインはコミック。ナチュラルにネタバレありなのでご注意ください。

雪原の月影 三日月

 

2か月連続刊行の名作BLです!

様々な種族・地域環境が存在する大陸で、成長しない病に罹って皇太子を下ろされた王子と戦闘種族で元傭兵の二人を中心にして僻地を改革していく物語です。

この作家さんはとにかく世界設定が独特でかつ綿密に練られていて、その中で物語を展開するのがものすごく上手いです!

BLとしても主役カップルはとにかく一途溺愛なので安心して読めます。

始めの方は会話文がなく、ひたすら状況説明が続きますが(銀英伝の1巻1章を彷彿。笑)、それを乗り越えれば溺愛が待っています!

改革部分もしっかり描かれていますので、物語としての濃度が非常に高いです。

2巻目も楽しみ!!

あと、書籍になってないものも面白くておすすめです!実は私はそっちを先に読んでハマりました(笑)。